日立建機、油圧ショベルなど建設機械需要好調で１８年３月期通期業績予想を上方修正

　日立建機<6305.T>は２５日取引終了後、１８年３月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を８１００億円から８９００億円（前期比１８．０％増）へ、営業利益を４６０億円から５７０億円（同２倍）へ、最終利益を１８０億円から３００億円（同３．７倍）へそれぞれ増額した。

　油圧ショベルをはじめとする建設機械需要が、中近東・アフリカを除く多くの地域で当初の想定を上回る見込みとなったことが寄与する。今年度の油圧ショベル需要は、第１四半期発表時の１８万５０００台から９０００台増の１９万４０００台を想定している。第３四半期以降の業績予想の前提為替レートについては、第１四半期発表時点の公表値である米ドル１０５円、ユーロ１１０円、人民元１５円を据え置いている。

　あわせて発表した第２四半期累計の連結決算は、売上高４４０２億７６００万円（前年同期比３１．５％増）、営業利益３７６億１４００万円（同６．２倍）、最終利益２５５億４５００万円（同１１．３倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）