エラン、今期経常を8％上方修正・最高益予想を上乗せ

　エラン <6099> が11月11日昼(12:30)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比40.3％増の21.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の25.2億円→27.2億円(前期は21.4億円)に7.9％上方修正し、増益率が17.3％増→26.6％増に拡大し、従来の12期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11億円→13億円(前年同期は11.5億円)に18.1％増額し、一転して12.9％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比36.1％増の7.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.2％→9.4％に改善した。

株探ニュース