日東精、非開示だった今期経常は54％減益、未定だった配当は3.5円減配

　日東精工 <5957> が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比57.5％減の8.8億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比54.4％減の13億円に落ち込む見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比46.4％減の4.1億円に落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は8.5円(前期は12円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比62.3％減の2.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.8％→2.6％に大幅悪化した。

株探ニュース