●　2011/03/01 08:26 株式新聞
レーティング情報＝岡三証券（２月２５日付）―住友電工、ＩＨＩ


　住友電気工業―投資判断「強気」→「中立」、目標株価１２００円

　・投資対象期間は６カ月以内

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2011-03-01 08:26)

　　◎　あらぁ、岡三さんやってくれましたね(x (エ) x)
　　　　一昨日出てたから、こんなに下げ続けてたんだ。
　　　　全く気づかなかった。。。しかし、なぜに？？
　　　　本日、前場いま1160円です　(・(エ)；)

●　2011/02/22 00:00 四季報速報
住友電気工業 － 住友電気工業の今１１年３月期は自動車用ワイヤハーネス好調継続で会社計画超過の公算


　住友電気工業の今２０１１年３月期は、売上高２兆円（前期比８．９％増）、営業利益１０００億円（同９３．３％増）の会社計画を一段と上回る増収増益となりそうだ。「東洋経済オンライン」は表記のような予想数字とする。世界規模の自動車生産の回復につれて、主力の自動車用ワイヤハーネスが好調で計画を上回る。また来１２年３月期は今期不振の光ファイバーなど情報通信関連が回復する見通しだ。

　１０年４～１２月期（第３四半期累計）は、売上高１兆４７８０億円（前年同期比１５．２％増）、営業利益は前年同期実績比５．６倍の６７９億円、経常利益は前年同期実績比４．２倍の９０６億円、純利益は前年同期実績比１３．２倍の６２０億円となった。

　自動車関連セグメントのワイヤハーネスを始め防振ゴム、自動車用ホース、電装品の他、産業資材セグメントの超硬工具や焼結部品なども自動車向けに伸びた。また電子ワイヤー、化合物半導体などのエレクトロニクス関連セグメント、電線、受変電設備などの電線・機材・エネルギー関連セグメントも堅調だった。唯一、光ファイバーケーブルの情報通信関連セグメントが赤字だった。

　会社計画の１１年１～３月期（第４四半期）は、売上高５２１９億円、営業利益３２０億円、経常利益２９３億円、最終段階は２０億円の赤字となる。特に大型特別損失を予定しているわけではなく、ここで一気に最終赤字に陥るとは考えにくい。もともと多国籍展開している住友電工は、低税率国の子会社も抱えており、税負担が国内ベースで考えるよりも結果として軽くなっている、との事情もある。経常利益も持分会社の好調で４～１２月期までに利益が積み上がっており、会社計画に対して既に高い進捗率となっている。

　また国内の自動車販売のみを見るとエコカー補助金制度の終了で売れ行きが鈍っているが、住友電工の強みは世界の自動車メーカーへの供給を行っていることだ。１～３月期も売り上げ、営業利益のスピードが鈍ることはない、と見る。本業の好調と持分利益、最終利益の４～１２月期までの積み重ねを考慮して「東経オンライン」は独自に予想数字を増額する。

　ただ住友電工にとって懸念材料は、ワイヤハーネスの談合の疑いで公正取引委員会が調査しており、ＥＵ（欧州連合）の欧州委員会や米国司法省も調査している、と伝えられていることだ。調査結果次第では巨額の課徴金により、業績を下押しする可能性が付きまとっている。

　

（鶴見　昌憲）

（百万円）　 　　売　上　　営業利益 経常利益　 当期利益　１株益￥ １株配￥
連本2010.03　 1,836,352 51,728 68,206 28,708 36.2 16　
連本2011.03予 2,032,000 107,500 140,000 85,000 107.2 18　
連本2012.03予 2,170,000 120,000 150,000 92,000 116.0 18　
連中2010.09　 990,573 46,002 62,153 41,386 52.2 9　
連中2011.09予 1,060,000 50,100 65,000 42,000 52.9 9　

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