2008年4―12月期単独決算は、税引き利益が前年同期の3倍の297億円だった。主原料、鉄スクラップの価格が夏場以降に下落し採算が改善した。ただ足元の鉄鋼需要減を受け、主力3工場で2月下旬以降、1カ月あたり2―5日の休業を検討していることを明らかにした。売上高は36％増の2417億円、営業利益は3.2倍の483億円。鋼材の販売数量は6％減ったが、上期の値上げ実施が奏功し販売単価は44％上昇。夏場以降のスクラップ安もありマージンが拡大した。09年3月期通期予想は、売上高が前期比13％増の2760億円（従来予想は2980億円）、営業利益は3.5倍の530億円（同475億円）、税引き利益が3.2倍の320億円 newsミミ