カーボン、上期経常は一転11％増益で上振れ着地

　日本カーボン <5302> [東証Ｐ] が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比10.6％増の37.7億円に伸び、従来の9.2％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の72億円に対する進捗率は52.4％となり、5年平均の52.2％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.5％減の34.2億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.4％減の20.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の18.5％→17.1％に低下した。

株探ニュース