朝日ラバー、上期最終を3.1倍上方修正、通期も増額

　朝日ラバー <5162> [東証Ｓ] が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比91.3％減の600万円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の1700万円→5200万円(前年同期は1億1200万円)に3.1倍上方修正し、減益率が84.8％減→53.6％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の1億0600万円→1億4100万円(前期は2億0300万円)に33.0％上方修正し、減益率が47.8％減→30.5％減に縮小する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の4.0％→-0.1％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期の連結及び個別の業績予測について、2023年８月８日に当社が保有する投資有価証券の一部の売却を決議しました。これにより、投資有価証券売却益を特別利益として計上する見込みとなったため、四半期純利益及び当期利益が当初予測を上回る見込みとなりました。　なお、通期の連結及び個別の業績予想とも、売上から経常利益の予測値につきましては、現時点での修正はありません。今後の業績動向を踏まえ、修正の必要が生じた場合には速やかに開示いたします。（注）上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。