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コスモ石油マーケティングとフィンエアーがSAF売買契約を締結

配信元:PR TIMES
投稿:2025/03/26 16:48
コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂)のグループ会社であるコスモ石油マーケティング株式会社(代表取締役社長:森山 幸二、以下「コスモ石油マーケティング」)と、フィンエアー(CEO:トゥルッカ・クーシスト、本社:フィンランド)は、持続可能な航空輸送の推進に向けてSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の売買契約を締結しました。フィンエアーが日本企業とSAFの売買契約を結ぶのは今回が初めてです。


フィンエアーの機体とSAF製造装置(コスモ石油堺製油所構内)(画像右:合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY提供)


本契約で取引されるSAFは、2021年にNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「国産廃食用油を原料とするSAF製造サプライチェーンモデルの構築」助成事業として採択され(※1)取り組んできたものであり、国内で初めて大規模生産される国産SAFです。持続可能な製品の国際的な認証制度「ISCC CORSIA認証」「ISCC EU認証」を取得しています(※2)。コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公)、日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤 雅之)、株式会社レボインターナショナル(代表取締役CEO:越川 哲也)の3社により設立された合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(代表:秋鹿 正敬)が製造し、2025年度よりコスモエネルギーグループを通じてフィンエアーに供給します。



コスモエネルギーグループは「2050年カーボンネットゼロ」をめざしており、日本初の国産SAF供給に向けてサプライチェーンを構築しています。また、SAF原料への再利用を目的として、サービスステーションでの廃食用油の市民回収実証を継続的に展開するなど、社会全体の機運醸成も後押ししています。今後も、脱炭素化や循環型社会の実現を重要なテーマと認識し、社会的課題の解決と企業の持続的発展をめざすとともに、引き続き航空輸送におけるSAF活用を推進し、資源循環とサステナブル社会の実現に貢献してまいります。

〈各社コメント〉
コスモ石油マーケティング 代表取締役社長 森山 幸二
「SAFは当社が持つ脱炭素商材の一つとして、空の脱炭素につながる重要な商品であり、世界的なネットワークを持つフィンエアーならびに利用されるお客様の脱炭素に貢献できることをうれしく思います。今後とも、本取り組みをはじめとしてSAFを活用した脱炭素社会の実現を後押ししてまいります。」

SAFFAIRE SKY ENERGY 代表 秋鹿 正敬
「2021年より本邦政府、経済産業省資源エネルギー庁、NEDOのご支援を賜り、日揮ホールディングス株式会社、コスモ石油株式会社、株式会社レボインターナショナルと事業化を進め、”ACT for SKY”や”Fry to Fly”などの活動により、国内資源循環の大きなうねりを作り出した結果が結実したものと関係された皆様に感謝申し上げます。」

フィンエアー サステナビリティ担当シニア・バイス・プレジデント
エヴェリーナ・フーッレ
「SAFは、航空機が環境へ及ぼす悪影響を軽減するために、特別な認証(ISCC CORSIA、ISCC EU)を得た再生可能で安全な代替燃料です。SAFの使用と生産を拡大することは、航空機の化石燃料への依存を軽減したいと願う私たちの共通の目標です。」

※1 NEDOウェブサイト https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
※2 2024年12月13日プレスリリース
 「ISCC CORSIA及びISCC EU認証(国際持続可能性カーボン認証)の取得について」
 https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/information/press/2024/241213-01.html
配信元: PR TIMES

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