Ｄガレージが反落、ユーロ円ＣＢの発行で希薄化に警戒感

　デジタルガレージ<4819.T>が反落。２９日に２５０億円のユーロ円建転換社債 （ＣＢ）型新株予約権付社債を発行すると発表しており、ＣＢの株式転換による１株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。同ＣＢは満期償還日が２０２３年９月の５年債。転換価格は前日終値を４０．００％上回る５５５８円で決まった。潜在株式による希薄化率は９．５３％となる。成長投資資金などに充てる。

　同時に１４５万株（発行済み株式数の３．０７％）、５０億円を上限とする自社株取得枠の設定を発表。この日朝の時間外取引で１２５万９４００株（約５０億円）の自社株の買い付けを実施した。

出所：minkabuPRESS