3,417円
リゾートトラストの個人投資家の売買予想
予想株価
36円
現在株価との差
-3,103.5
円
登録時株価
859.5円
獲得ポイント
+754.15pt.
収益率
+265.32%
期間
理由
会員制リゾートホテル首位。業界において2位以下と圧倒的な差をつけている。一室タイムシェア制度を採用しており、ゴルフ場、健康診断も兼営。同社上場はバブル崩壊後の1997年であるが、それにも関わらず高額な会員権を販売して順調に業績を伸ばし、株価にも反映され上昇している。長期で見ると2006年から2007年の間は2300円~3000円で推移しており、昨今のサブプライム問題に端を発した市場全体の株価下落において同社株価も下げている。しかし業績自体はなお良好であるため、先の外的要因において下げたと考えられ、依然ファンダメンタルは良好であると判断できる。利益を牽引する会員権のメインターゲットは純金融資産3000万円以上の新富裕層以上と推測され、ターゲットの性質から購買意欲は景気動向に左右されにくいものと考えられる。今後大量退職者、アクティブシニア層が増加することからマーケットは広がる可能性が大である。同社は港区にアーバンリゾート「東京ベイコート倶楽部」を建設。2008年3月より稼動が始まり、都心のリゾートを提案し顧客の開拓を図る。驚くことにこの開設費はすでにから回収済みであり、更に三井物産グループと共同出資で08年1月レンタルオフィス分野への参入、高齢層向け長期滞在施設立ち上げへ準備室設置など、新分野にも着手しており期待がかかる。懸念事項としてはメインの会員権販売数が今後どう推移していくかである。既存顧客の会員権更新と新規顧客開拓にかかっており、多様化する顧客ニーズにどのように対応していくか戦略が重要視される。都心においてもホテル業界では熾烈な競争が始まっており、どう影響してくるかの判断が難しい。しかし、同社はホテル業務から娯楽、医療など総合的なサービス提供を目指しており、会員権という異なる性質であるため差別化が出来ている。株価は現在下降トレンドにあるが、業績から考えると売られすぎであり割安感が出てきている。底を見て上手く押し目を狙っていき、長期でみていきたい銘柄である。
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