来年大幅な収益向上ё

１０年３月期連結営業損益は４億５０００万円の黒字（前期５億９６００万円の赤字）の見通しだが、より楽しみなのが１１年３月期以降の収益拡大。
　収益拡大を支えるのが一般住宅向け太陽光発電システム。すでに家庭向けでは主力の白アリ防除で約８０万世帯、さらに太陽光発電を利用した床下・天井裏換気扇で約３２万世帯の実績を持っているが、新たに建築代理店ルートも開拓、次世代の収益源として重点育成する計画だ。
　同システムは０９年１０月下旬に本格投入した。同システムの寄与もあり、ＨＳ（ホーム・サニテーション）事業部門の月次売上高は０９年１１月に前年比プラス転換、１０年３月まで５カ月連続して前年比プラスと順調に収益に寄与し始めている。
　廃プラスチックリサイクル、廃プラ発電など環境分野でも展開、これら環境資源開発事業の月次売上高は前年比で１０年１月が１３．０％増、２月２５．１％増、３月２８．３％増となっており、１１年３月期以降も伸びを続けよう。
　最終損益も１１年３月期は減損会計の一巡から黒字化の見通し。