住友ファーマ大幅安、「ウロタロント」試験で評価項目達成せず◇

　住友ファーマ<4506.T>が大幅安。この日朝方、大塚ホールディングス<4578.T>傘下の大塚製薬と共同開発する「ｕｌｏｔａｒｏｎｔ（ウロタロント）」の統合失調症を対象としたフェーズ３試験（ＤＩＡＭＯＮＤ１試験・ＤＩＡＭＯＮＤ２試験）について、いずれの試験でも主要評価項目を達成しなかったと発表。これが売り材料視されている。

　ウロタロントは、セロトニン５－ＨＴ１Ａアゴニスト活性を持つＴＡＡＲ１（微量アミン関連受容体１）アゴニスト。統合失調症や大うつ病補助療法、全般不安症を対象として開発を進めている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS