わかもと、前期経常を2.2倍上方修正

　わかもと製薬 <4512> [東証Ｓ] が4月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億1000万円→2億4200万円(前の期は7200万円)に2.2倍上方修正し、増益率が52.8％増→3.4倍に拡大する見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の1億5000万円→1億3800万円(前の期は2億3800万円)に8.0％下方修正し、減益率が37.0％減→42.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1億3700万円→2億6900万円(前年同期は2億2500万円)に96.4％増額し、一転して19.6％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　ヘルスケア事業・グローバル事業における強力わかもとの売上が増加したことから営業利益を上方修正しました。また、営業外収益として保険返戻金が発生したため経常利益を上方修正しました。当期純利益につきましては、課税所得が増えたことにより法人税等充当額が増加したため減少しました。