ＵＭＮはＳ安ウリ気配、いちよしが中期業績予想を下方修正◇

　ＵＭＮファーマ<4585.T>が連日のストップ安ウリ気配となっている。引き続き、アステラス製薬<4503.T>が１０日、季節性組み換えインフルエンザワクチンＵＭＮ－０５０２とＵＭＮ－０５０１の共同事業契約の解約権行使を発表したことが売り材料視されている。

　これを受けて、中期成長の見直しが必要との見方が強まっているが、いちよし経済研究所では１１日付のリポートで、ＵＭＮ－０５０２に関する収入（承認のマイルストーンおよびアステラス製薬向け売り上げ）を除外し、１７年１２月期以降の業績予想を下方修正。１７年１２月期営業損益予想を２０億円の黒字から２０億円の赤字へ、１８年１２月期を同１６億円の黒字から１１億円の赤字へ修正している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）