リックソフト、前期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ

　リックソフト <4429> [東証Ｍ] が4月9日大引け後(16:40)に業績修正を発表。21年2月期の連結経常利益を従来予想の5.4億円→6億円(前の期は4億円)に10.5％上方修正し、増益率が35.3％増→49.5％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.1億円→4.7億円(前年同期は1.7億円)に13.7％増額し、増益率が2.4倍→2.7倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、以下の理由により通期の連結業績予想を上方修正することといたしました。（１） Atlassian社製品以外の大口案件の受注による影響 2021年2月期における第3四半期決算説明資料に記載のとおり、Alfresco製品（5年契約）での大口案件が売上に大きく貢献しました。（２） Atlassian社の値上げによる影響 Atlassian社より発表された、2021年2月からの製品の一部値上げに伴い、お客様の前倒し注文が想定を超えました。 さらに、当初想定していた以上に複数年契約の注文が多く入り、売上に大きく貢献しました。　上記要因から、2021年2月期の通期業績予想につきましては、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益のすべての予想値が期初公表の予想を上回る見込みとなりました。(注)上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報と合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は今後のさまざまな要因により予想値と異なる場合がございます。