ニチバン、今期経常を15％下方修正

　ニチバン <4218> が10月8日後場(14:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の46億円→39億円(前期は38.6億円)に15.2％下方修正し、増益率が19.2％増→1.0％増に縮小する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の19.8億円→16.5億円(前年同期は18.4億円)に16.7％下方修正し、一転して10.4％減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期第２四半期（累計）の連結業績予想については、日韓情勢の悪化により、メディカル事業のインバウンド需要が鈍化していることや米中貿易摩擦などの通商問題等に起因する企業心理の冷え込みにより、テープ事業の需要が引き続き低迷していることから、前回公表値を下回る見込みです。　当該情勢等の影響は、下期においても続くことが予想されるため、当社は、重点品目に対する集中的な販売促進活動や経費削減等の施策を実施していく予定ですが、2020年３月期通期の連結業績予想につきましても、前回公表値を下回る見込みです。　これを踏まえ、業績予想を上記のとおり修正いたします。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。