ココナラに物色人気集中、９～１１月期営業黒字化で通期計画も超過

　ココナラ<4176.T>に物色人気集中、寄り付きは気配値で始まる展開となり４００円台に突入した。同社はユニークな業態で、個人の知識やスキルをオンラインで売買できるスキルシェアサービス「ココナラ」を運営している。業績は低迷が続いていたが、ここにきて改善色が強まっている。１５日取引終了後に発表した２４年８月期第１四半期（２３年９～１１月）決算は営業損益が９７００万円の黒字（前年同期は２億２０００万円の赤字）と黒字転換し、通期計画の１０００万円の黒字も上回った。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。時価総額１００億円弱と小型で値ごろ感もあり、短期値幅取り狙いの資金が追随買いを入れている。

出所：MINKABU PRESS