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チタン工業のニュース
チタン工は3日続伸、超微粒子酸化チタンに特化し製造設備を増設
チタン工業<4098.T>は3日続伸。同社は12日取引終了後、業績の早期回復と収益構造の改善を実現するため、同社の酸化チタン事業に関する再構築計画を発表した。
同社は、これまで超微粒子酸化チタンをコア事業と位置づけ、新製品の開発および既存製品の拡販に取り組んできた。また、2017年7月にFDA(米国食品医薬品局)によるGMP(医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準)査察を受け、紫外線カット化粧品に使用される超微粒子酸化チタンの製造設備がOTC(一般用医薬品)原薬製造所として承認され、今後は海外からも旺盛な需要が見込まれている。このため、事業規模の拡大を図るため、超微粒子酸化チタン製造設備の増設を計画。約10億円を投じて18年10月製造開始予定で増設する。
一方、顔料級酸化チタンについは、安定的に収益を確保できる事業に再構築するため、検討を継続してきたものの、海外メーカーとの競争激化や設備の老朽化などにより、採算性を確保することが困難であるとの結論に至り、製品の製造・販売を終了し、超微粒子酸化チタンへの原料供給に特化させ、酸化チタン事業の抜本的な再構築を図る。
コア事業の超微粒子酸化チタンの増販により、21年3月期に約6億円の売上高増加を見込んでいる。一方、顔料級酸化チタンの縮小により、20年3月期に約7億円の売上高減少を見込む。ただ、高収益の超微粒子酸化チタンの売上高増加および不採算の顔料級酸化チタンの売上高減少が業績向上に寄与するものと予想している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社は、これまで超微粒子酸化チタンをコア事業と位置づけ、新製品の開発および既存製品の拡販に取り組んできた。また、2017年7月にFDA(米国食品医薬品局)によるGMP(医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準)査察を受け、紫外線カット化粧品に使用される超微粒子酸化チタンの製造設備がOTC(一般用医薬品)原薬製造所として承認され、今後は海外からも旺盛な需要が見込まれている。このため、事業規模の拡大を図るため、超微粒子酸化チタン製造設備の増設を計画。約10億円を投じて18年10月製造開始予定で増設する。
一方、顔料級酸化チタンについは、安定的に収益を確保できる事業に再構築するため、検討を継続してきたものの、海外メーカーとの競争激化や設備の老朽化などにより、採算性を確保することが困難であるとの結論に至り、製品の製造・販売を終了し、超微粒子酸化チタンへの原料供給に特化させ、酸化チタン事業の抜本的な再構築を図る。
コア事業の超微粒子酸化チタンの増販により、21年3月期に約6億円の売上高増加を見込んでいる。一方、顔料級酸化チタンの縮小により、20年3月期に約7億円の売上高減少を見込む。ただ、高収益の超微粒子酸化チタンの売上高増加および不採算の顔料級酸化チタンの売上高減少が業績向上に寄与するものと予想している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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