青山財が急騰、好決算と資本業務提携を材料に５カ月ぶり高値圏に急浮上◇

　青山財産ネットワークス<8929.T>が急騰、一時１８％高で１９００円台に買われ、昨年９月１０日以来５カ月ぶりの高値圏に浮上した。資産家を対象とした財産コンサルティングを手掛け、企業オーナー向けの事業承継に絡む案件が高水準で業績拡大に反映させている。５日取引終了後に発表した１９年１２月期の連結業績予想は、売上高が２００億円（前期比１６．１％増）と２ケタ増収を見込み、営業利益は１６億円（同９．２％増）と成長が続く見通し。１８年１２月期連結決算では営業利益が前の期比３４％増と急拡大した後だけに伸び率は鈍化するものの、２ケタ近い伸びを確保する見通しにあることで、これを評価する買いを呼び込んでいる。さらに、年間配当は前期実績比６円増の４５円を計画、時価予想配当利回りは２．３％を超える。加えて同日に、生保向け販売支援システムなどを手掛けるキャピタル・アセット・プランニング<3965.T>と資本業務提携することも発表しており、株高を助長する形となった。

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出所：minkabuPRESS