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オープンドアのニュース
■オープンドア<3926>の業績動向
2019年3月期は年間を通じて全国主要都市でテレビCMを放送したことに加え、2019年1月から新CM“飛び出す絵本篇”の放送を始め、新たなユーザー層も含め認知の拡大に努めた。また、人気の旅行サイトから航空会社、宿泊施設の公式サイトまで積極的なシステム連携を継続した。また、新サービスとして、新幹線とホテルを自由に組み合わせたパッケージツアーの比較「新幹線+ホテル」をリリースした。さらには「TRAVELKO」でスカイスキャナー(国内線・海外の格安航空券・飛行機チケット・LCCの最安値の比較・検索サービス)との連携を行い、掲載ホテル・プラン数を増やすなど、サービスの充実を図った。
1. 2019年3月期の業績概要
同社は2019年3月27日に通期業績予想の修正を発表した。期首時点では広告予算枠に幅を持たせていたため、業績予想はレンジ形式での開示としていたが、売上高は予想レンジの上限に近い水準に、各段階利益については予想レンジの上限を上回る水準に修正した。最終的には、修正後の業績予想どおりに着地した。2019年3月期の業績は、売上高4,969百万円(前期比23.9%増)、営業利益1,703百万円(前期比47.4%増)と、経常利益1,708百万円(前期比 46.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,099百万円(前期比 45.3%増)となった。広告宣伝費は前期よりも3億円増額したが、営業利益はその額を吸収して5億円以上上回り、売上高、営業利益ともに過去最高を更新した。
自己資本比率80%超と高い安全性を誇る
2. 財務状況と経営指標
2019年3月期末における総資産は前期末に比べ1,327百万円増加し、6,312百万円となった。内訳を見ると、流動資産は主に現金及び預金の増加1,169百万円と売上高の増加に伴う売掛金の増加177百万円により、前期末に比べ1,410百万円増加し5,680百万円となった。固定資産は、建物の減少27百万円、投資有価証券の減少54百万円により82百万円減少し631百万円となった。負債は1,109百万円となり、前期末に比べ265百万円増加した。内訳を見ると、流動負債は主に未払法人税等の増加113百万円、その他流動負債の増加174百万円により275百万円増加し1,043百万円となった。固定負債は、その他固定資産の減少10百万円により9百万円減少し、66百万円となった。純資産は、主に親会社株主に帰属する当期純利益1,099百万円の計上により前期末に比べ1,062百万円増加し、5,202百万円となった。自己資本比率は80%を超えており、高い安全性を誇っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
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2019年3月期は年間を通じて全国主要都市でテレビCMを放送したことに加え、2019年1月から新CM“飛び出す絵本篇”の放送を始め、新たなユーザー層も含め認知の拡大に努めた。また、人気の旅行サイトから航空会社、宿泊施設の公式サイトまで積極的なシステム連携を継続した。また、新サービスとして、新幹線とホテルを自由に組み合わせたパッケージツアーの比較「新幹線+ホテル」をリリースした。さらには「TRAVELKO」でスカイスキャナー(国内線・海外の格安航空券・飛行機チケット・LCCの最安値の比較・検索サービス)との連携を行い、掲載ホテル・プラン数を増やすなど、サービスの充実を図った。
1. 2019年3月期の業績概要
同社は2019年3月27日に通期業績予想の修正を発表した。期首時点では広告予算枠に幅を持たせていたため、業績予想はレンジ形式での開示としていたが、売上高は予想レンジの上限に近い水準に、各段階利益については予想レンジの上限を上回る水準に修正した。最終的には、修正後の業績予想どおりに着地した。2019年3月期の業績は、売上高4,969百万円(前期比23.9%増)、営業利益1,703百万円(前期比47.4%増)と、経常利益1,708百万円(前期比 46.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,099百万円(前期比 45.3%増)となった。広告宣伝費は前期よりも3億円増額したが、営業利益はその額を吸収して5億円以上上回り、売上高、営業利益ともに過去最高を更新した。
自己資本比率80%超と高い安全性を誇る
2. 財務状況と経営指標
2019年3月期末における総資産は前期末に比べ1,327百万円増加し、6,312百万円となった。内訳を見ると、流動資産は主に現金及び預金の増加1,169百万円と売上高の増加に伴う売掛金の増加177百万円により、前期末に比べ1,410百万円増加し5,680百万円となった。固定資産は、建物の減少27百万円、投資有価証券の減少54百万円により82百万円減少し631百万円となった。負債は1,109百万円となり、前期末に比べ265百万円増加した。内訳を見ると、流動負債は主に未払法人税等の増加113百万円、その他流動負債の増加174百万円により275百万円増加し1,043百万円となった。固定負債は、その他固定資産の減少10百万円により9百万円減少し、66百万円となった。純資産は、主に親会社株主に帰属する当期純利益1,099百万円の計上により前期末に比べ1,062百万円増加し、5,202百万円となった。自己資本比率は80%を超えており、高い安全性を誇っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
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