新規上場のブレインパッドが買い人気化、最終気配は公開価格の２倍以上に

　ブレインパッド <3655> ５０６０カ
　東証マザーズ市場に新規上場。公開価格２２００円に対し、大量の買い注文を集め気配値を切り上げる展開となった。最終気配値は公開価格の２倍以上となる５０６０円。

　企業内に蓄積された顧客・販売データを統計解析し、適切な営業活動や経営企画を提案する「アナリティクス」事業などを展開している。野村証券では「データ分析サービスを主力とする企業は世界的にも珍しく、特に国内では当社の競合は存在しない」とその特異性に注目。「専門技術を持つ人材は少数で、新規参入は容易ではない」としている。２０１２年６月期に営業利益３億３５００万円（前期比７８％増）の見通し。野村証券では１３年６月期に３億９０００万円、翌期には５億２０００万円を予想している。

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