2,785円
TISのニュース
~技術検証(PoC)でオープンAPI開発環境を構築~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、アイディア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:下川部 知洋、以下:アイディア)の提供する海事産業プラットフォーム「Aisea(アイシア)」のオープンAPI※1化において開発環境構築を支援したことを発表します。
※1 自社が持つサービス・機能・データを、さらなる利用拡大のためにAPI化して社外に向けて公開すること、または誰にでも使いやすい形に標準化していくことなどを指す。
海運業や港湾業などに代表される海事産業は、システム化されていない業務が多く、特にデータの網羅的な収集・整理は業界構造上容易ではないためDX推進の妨げのひとつとなっていました。その課題解決のために提供開始されたのがアイディアの海事産業プラットフォーム「Aisea」です。
■TIS選定理由
アイディアはオープンAPI化計画にあたり、自社のAPI技術で単独検証する選択肢もありましたが、海事DX推進に貢献するためにはスピード感とAPI利用者が慣れ親しんだ形での実装が重要と考え、幅広い業界でプレゼンスのあるTISの知見を評価し、「API連携ビジネス活用支援サービス」の技術検証(PoC)を導入しました。
パートナー選定にあたって以下の点を重視しました。
1. アイディアが採用を想定していたAPIゲートウェイ「Kong Gateway」に精通している
TISは、デジタル庁がAPI連携のコア製品として推奨するオープンソースソフトウェア「Kong Gateway」の取り扱い実績を持つ国内で数少ないベンダーの一社であり、社内に専門部隊を設置し十分な経験値を備えていたこと。
2. 幅広い業界における業務システムの支援実績
TISはミッションクリティカルな用途に対応したシステムの実績が多く、単純に“作って終わり”ではなく、業務システムにおけるAPIの要求事項や活用事例など、ユーザー視点でフィードバックできるだけのシステム支援実績を持っていたこと。
■効果
本計画では、アイディアがビジネス基盤として利用しているGCP(Google Cloud Platform)上にTISの技術検証(PoC)を利用してAPIGW開発環境を構築しました。TISは、GCP上に環境を構築する際の技術課題を先回りで洗い出し、これまで手がけたクラウド上での開発環境構築の知見を生かした最適な構成を提案しました。
1. 「Kong Gateway」への知見をベースとしたAPIGW開発環境の構築
TIS主導で調査を行い、オープンAPIGWの基礎となる設計と実証、ノウハウ提供をした。
「Kong Gateway」を初めて利用する同社のエンジニアに向けては、アクセス要求に対する適切な認証回数や、社外の開発者が権限を含めてコントロール可能にする設計方法などの助言、手順書を提供し、短期間での構築が実現した。
2. アイディアのエンジニアのリソースを最適化
DXが急がれる海事産業において、大量のデータを加工して見やすくする機能・サービスの開発の手を休めることはできない。TISがオープンAPI開発環境を支援したことで、同社のエンジニアのリソースをAiseaプラットフォームの機能・サービスのUI/UX開発に集中させることができた。
■今後について
アイディアの想定する今後のオープンAPIの主な利用者は、新たに海事産業へ参入するシステム会社です。これまで距離の遠かった海事産業とIT業界とをつなぐHUBになり、システム会社の参入障壁を下げ、業界におけるDXの成功体験を増やしていきます。
TISはアイディアにおけるAPIのビジネス活用支援を通じて、今後もオープンイノベーションの仕組みや革新的なビジネスモデルの創出、サービス開発の効率化を実現し、日本の物資輸送において重要な役割を担う海事産業のDXに貢献していきます。
■アイディア株式会社 取締役CSO/CFO 鈴木 智之氏コメント
「TISに開発環境構築をお手伝いいただくことで、APIのオープン化の課題感が早い段階で明確になりました。当社のAiseaプラットフォームは国土交通省の「中小企業イノベーション創出推進事業」にも採択され、内航海運の業界課題解決に役立つプラットフォームとして注目が高まっています。海事DXを実現するには、幅広い企業が海事産業にむけて、Aiseaプラットフォーム上のデータを活用したソリューションを展開することが効果的と考えており、オープンAPIによりこうした動きの活性化に貢献できると考えています。
今後も、オープンAPIの本番公開に向けた設定のチューニングや基盤構成など、TISのナレッジに大いに期待しています。」
本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.tis.jp/casestudy/casestudy_164.html
■アイディアのAiseaプラットフォームについて
Aiseaプラットフォームは、舶用機器との連携にはじまり、気象などの各サービスベンダーや既存システムとの連携を可能にし、個別管理されていたデータを集約するシステム。集約したデータを横断的に活用することで、海運業、港湾業、海洋土木業、造船業、舶用工業といった幅広い分野で業務の自動化や省力化、現場の可視化、安全性向上を実現し、海事産業のDXを加速させます。
Aiseaプラットフォームの詳細は以下URLもご参照ください。
https://aisea.net/
■TISが提供する「API連携ビジネス活用支援サービス」の技術検証(PoC)について
「API連携ビジネス活用支援サービス」の技術検証(PoC)は、API管理やユーザー認証、ログ監視などAPI公開に必要な機能を標準で備えたメニューで、安心してAPIの開発や技術検証に注力することができ、他企業や他システムと連携した新たなビジネス創出に応用できます。またこれまで多大な時間と労力を要していたAPI化の計画立案や環境準備に手間をかけることなく、“気軽に・すぐに・簡単に”API公開や管理の検証作業にいち早く着手することが可能です。
TISはAPIのビジネス活用に国内でいち早く取り組み、初期の検討段階からAPIビジネスの遂行まで、他社にはない幅広いご支援メニューを提供します。
詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/apiplatform/menu/#tabitem_3
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 IT基盤技術事業本部 IT基盤ビジネス事業部 IT基盤営業部
後藤/深澤/高野/川田/若林
TEL:050-1702-4063 E-mail:ps-info@ml.tis.co.jp
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、アイディア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:下川部 知洋、以下:アイディア)の提供する海事産業プラットフォーム「Aisea(アイシア)」のオープンAPI※1化において開発環境構築を支援したことを発表します。
※1 自社が持つサービス・機能・データを、さらなる利用拡大のためにAPI化して社外に向けて公開すること、または誰にでも使いやすい形に標準化していくことなどを指す。
海運業や港湾業などに代表される海事産業は、システム化されていない業務が多く、特にデータの網羅的な収集・整理は業界構造上容易ではないためDX推進の妨げのひとつとなっていました。その課題解決のために提供開始されたのがアイディアの海事産業プラットフォーム「Aisea」です。
■TIS選定理由
アイディアはオープンAPI化計画にあたり、自社のAPI技術で単独検証する選択肢もありましたが、海事DX推進に貢献するためにはスピード感とAPI利用者が慣れ親しんだ形での実装が重要と考え、幅広い業界でプレゼンスのあるTISの知見を評価し、「API連携ビジネス活用支援サービス」の技術検証(PoC)を導入しました。
パートナー選定にあたって以下の点を重視しました。
1. アイディアが採用を想定していたAPIゲートウェイ「Kong Gateway」に精通している
TISは、デジタル庁がAPI連携のコア製品として推奨するオープンソースソフトウェア「Kong Gateway」の取り扱い実績を持つ国内で数少ないベンダーの一社であり、社内に専門部隊を設置し十分な経験値を備えていたこと。
2. 幅広い業界における業務システムの支援実績
TISはミッションクリティカルな用途に対応したシステムの実績が多く、単純に“作って終わり”ではなく、業務システムにおけるAPIの要求事項や活用事例など、ユーザー視点でフィードバックできるだけのシステム支援実績を持っていたこと。
■効果
本計画では、アイディアがビジネス基盤として利用しているGCP(Google Cloud Platform)上にTISの技術検証(PoC)を利用してAPIGW開発環境を構築しました。TISは、GCP上に環境を構築する際の技術課題を先回りで洗い出し、これまで手がけたクラウド上での開発環境構築の知見を生かした最適な構成を提案しました。
1. 「Kong Gateway」への知見をベースとしたAPIGW開発環境の構築
TIS主導で調査を行い、オープンAPIGWの基礎となる設計と実証、ノウハウ提供をした。
「Kong Gateway」を初めて利用する同社のエンジニアに向けては、アクセス要求に対する適切な認証回数や、社外の開発者が権限を含めてコントロール可能にする設計方法などの助言、手順書を提供し、短期間での構築が実現した。
2. アイディアのエンジニアのリソースを最適化
DXが急がれる海事産業において、大量のデータを加工して見やすくする機能・サービスの開発の手を休めることはできない。TISがオープンAPI開発環境を支援したことで、同社のエンジニアのリソースをAiseaプラットフォームの機能・サービスのUI/UX開発に集中させることができた。
■今後について
アイディアの想定する今後のオープンAPIの主な利用者は、新たに海事産業へ参入するシステム会社です。これまで距離の遠かった海事産業とIT業界とをつなぐHUBになり、システム会社の参入障壁を下げ、業界におけるDXの成功体験を増やしていきます。
TISはアイディアにおけるAPIのビジネス活用支援を通じて、今後もオープンイノベーションの仕組みや革新的なビジネスモデルの創出、サービス開発の効率化を実現し、日本の物資輸送において重要な役割を担う海事産業のDXに貢献していきます。
■アイディア株式会社 取締役CSO/CFO 鈴木 智之氏コメント
「TISに開発環境構築をお手伝いいただくことで、APIのオープン化の課題感が早い段階で明確になりました。当社のAiseaプラットフォームは国土交通省の「中小企業イノベーション創出推進事業」にも採択され、内航海運の業界課題解決に役立つプラットフォームとして注目が高まっています。海事DXを実現するには、幅広い企業が海事産業にむけて、Aiseaプラットフォーム上のデータを活用したソリューションを展開することが効果的と考えており、オープンAPIによりこうした動きの活性化に貢献できると考えています。
今後も、オープンAPIの本番公開に向けた設定のチューニングや基盤構成など、TISのナレッジに大いに期待しています。」
本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.tis.jp/casestudy/casestudy_164.html
■アイディアのAiseaプラットフォームについて
Aiseaプラットフォームは、舶用機器との連携にはじまり、気象などの各サービスベンダーや既存システムとの連携を可能にし、個別管理されていたデータを集約するシステム。集約したデータを横断的に活用することで、海運業、港湾業、海洋土木業、造船業、舶用工業といった幅広い分野で業務の自動化や省力化、現場の可視化、安全性向上を実現し、海事産業のDXを加速させます。
Aiseaプラットフォームの詳細は以下URLもご参照ください。
https://aisea.net/
■TISが提供する「API連携ビジネス活用支援サービス」の技術検証(PoC)について
「API連携ビジネス活用支援サービス」の技術検証(PoC)は、API管理やユーザー認証、ログ監視などAPI公開に必要な機能を標準で備えたメニューで、安心してAPIの開発や技術検証に注力することができ、他企業や他システムと連携した新たなビジネス創出に応用できます。またこれまで多大な時間と労力を要していたAPI化の計画立案や環境準備に手間をかけることなく、“気軽に・すぐに・簡単に”API公開や管理の検証作業にいち早く着手することが可能です。
TISはAPIのビジネス活用に国内でいち早く取り組み、初期の検討段階からAPIビジネスの遂行まで、他社にはない幅広いご支援メニューを提供します。
詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/apiplatform/menu/#tabitem_3
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 IT基盤技術事業本部 IT基盤ビジネス事業部 IT基盤営業部
後藤/深澤/高野/川田/若林
TEL:050-1702-4063 E-mail:ps-info@ml.tis.co.jp
この銘柄の最新ニュース
TISのニュース一覧- 【↓】日経平均 大引け| 続落、半導体株中心にリスク回避の売り優勢 (11月21日) 2024/11/21
- <11月18日の年初来高値更新銘柄> 11月19日 2024/11/19
- アグレックスとjustInCaseTechnologies、資本業務提携契約を締結 2024/11/18
- <11月14日の陽線包み足達成銘柄(買いシグナル)> 2024/11/15
- ネクスウェイ、「FNX e-受信FAXサービス」を日鉄日立システムソリューションズの「DocYou」と連携し、電子帳簿保存法に対応 2024/11/13
マーケットニュース
- 10時の日経平均は257円高の3万8283円、ファストリが41.73円押し上げ (11/22)
- <注目銘柄>=セレス、好業績・増配見通しの仮想通貨関連株 (11/22)
- 22日香港・ハンセン指数=寄り付き19613.55(+12.44) (11/22)
- 帝人が続伸、エフィッシモの株式買い増しで株式価値向上に向けた思惑高まる (11/22)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
TISの取引履歴を振り返りませんか?
TISの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。