ＬｅＴｅｃｈ、8-10月期(1Q)経常は黒字浮上で着地、未定だった今期配当は9円増配

　ＬｅＴｅｃｈ <3497> [東証Ｇ] が12月15日大引け後(15:00)に決算を発表。24年7月期第1四半期(8-10月)の経常損益(非連結)は0.9億円の黒字(前年同期は0.6億円の赤字)に浮上したが、通期計画の10億円に対する進捗率は9.0％にとどまり、5年平均の25.5％も下回った。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は41円(前期は32円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.7％→5.9％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は株主の皆様に対する利益還元を経営上の重要課題と認識しており、収益力の強化や事業基盤の整備を実施しつつ、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境、経営成績等を総合的に勘案したうえで、株主の皆様に対して安定的かつ継続的な配当を実施することを基本方針としております。また、2023年９月14日付「中期経営計画（2024 年７月期～2026年７月期）策定のお知らせ」において公表いたしましたとおり、当中期経営計画期間においては、企業の成長と連動した株主還元として、配当性向20～30％（優先配当額含む）を目標に掲げております。　2023年９月14日付「2023年７月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」においては、2024年７月期期末配当を「未定」とさせていただいておりました。しかしながら、本日公表の「2024年７月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」のとおり、第１四半期決算数値の利益確保が達成されておることや、進捗中の第２四半期以降の引き合いの状況に鑑み、公表中の通期業績予想数値の達成確度が高まったことから１株あたり期末配当予想を「41円」に修正させていただくことといたしました。　当社は今後も、公表中の通期業績予想数値の達成を目指すと共に、株主の皆様への安定的かつ継続的な利益還元の実現に努めてまいります。