稲葉製作、8-4月期(3Q累計)経常は41％減益も対通期進捗は過去平均を超過

　稲葉製作所 <3421> [東証Ｓ] が6月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年7月期第3四半期累計(21年8月-22年4月)の連結経常利益は前年同期比41.4％減の14.6億円に落ち込んだが、通期計画の15.1億円に対する進捗率は97.2％に達し、5年平均の70.9％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した5-7月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比92.4％減の0.4億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11.1％減の9.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.3％→7.9％に悪化した。

株探ニュース