東レ、今期経常を一転10％減益に下方修正

　東レ <3402> が2月10日後場(13:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.4％減の1010億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1380億円→1210億円(前期は1345億円)に12.3％下方修正し、一転して10.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の686億円→516億円(前年同期は571億円)に24.8％減額し、一転して9.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.0％減の316億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の5.6％→5.9％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース