●　2011/02/24 10:39 株式新聞
東洋紡が急落、海外公募増資で約１８７億円を調達、発行済み株式は１８．６％増加


　東洋紡が急落。一時１３円安の１３４円まで売られ、東証１部値下がり率上位となっている。２３日引け後、欧州を中心とした海外市場（米国およびカナダを除く）で、最大１億４０００万株の公募増資を行うと発表。今回の公募増資で全株が発行された場合、発行済み株式数が１月３１日現在の同株式数に対し１８．６％増加するため、嫌気された。

　調達する手取り概算金の上限１８７億２３１８万２０００円のうち、フィルム・機能樹脂セグメントのフラットパネルディスプレー、タッチパネルおよび太陽電池バックシート向けの工業用フィルムへの設備投資に１１０億円、産業用マテリアルセグメントの設備投資に１０億円、ライフサイエンスセグメントの設備投資に３０億円、合わせて計１５０億円を充当する。残額がある場合には有利子負債の返済に充てる予定。価格決定日は３月８日から１１日までのいずれかの日。払込期日は３月１５日から１８日までのいずれかの日としている。

　午前１０時２６分時点の株価は１２円安の１３５円。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2011-02-24 10:39)


　　◎　　ダイキンのときもそうでしたが、公募増資によるとはいえ、
　　　　　かなりの下げがキツイですね［；*(エ)*；］
　　　　　しかし、最近の公募増資は前向きと受け取られ、一旦は売られるものの、
　　　　　長い目で見ると、発展の兆し十分に解釈されるようです。
　　　　　ここからの上げに、期待したいところです＾＾