ココカラＦ、上期最終を一転38％減益に下方修正

　ココカラファイン <3098> が9月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の56億円→7億円(前年同期は11.2億円)に87.5％下方修正し、一転して37.6％減益見通しとなった。
　なお、通期の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）売上高、営業利益、経常利益2021年5月13日に公表した2022年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想は、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響が第1四半期まで継続し、第2四半期以降徐々に回復する」と仮定した前提条件に基づき算出した数値でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、ワクチン接種が開始されるなど各種施策の効果が期待されるものの、一部地域における緊急事態宣言の再発出や延長、まん延防止等重点措置の適用の影響による消費の落ち込みも見られ、依然として厳しい状況が続いており、前回発表予想値に対し、売上高は前回発表予想値から約116億円、営業利益は約23億円、経常利益は約23億円、それぞれ下回る見込みとなりました。（２）親会社株主に帰属する四半期純利益当社は、株式会社マツモトキヨシホールディングスとの経営統合におけるシステム統合方針をふまえ、これまで推進しておりました基幹システム刷新について、リリースを中止することといたしました。本件に伴い、資産計上を行っていたライセンス及び開発費用等約33億円について特別損失として計上する見込みとなり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前回発表予想値に対し約49億円下回る見込みとなりました。