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2026年度08月期 決算 (2026年10月9日 16:30時点)
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当期経営成績等の概況
経営成績
良い点
売上高は64,504百万円で前期比4.8%増。国内100円ショップ事業が伸長し、既存店売上高が前年同期比104.4%となった。売上総利益率は高額商品の構成比を高めるプロダクトミックス最適化などで維持されている。営業利益1,645百万円、経常利益1,702百万円でいずれも15%超の増益。親会社株主に帰属する当期純利益は1,140百万円で30%超の増益。
悪い点
海外事業売上は628百万円で前期比13.4%減。販売費及び一般管理費は売上増に伴う変動家賃上昇や人件費増(ベースアップ、最低賃金引上げ)で増加している。第4四半期は台風・豪雨・地震など自然災害の影響で来店動向が揺らいでいる。持分法による投資損失は47百万円と計上されている。
財政状態
良い点
総資産は26,016百万円で前期比1,494百万円減少。負債合計は12,092百万円で前期比2,388百万円減少。自己資本比率は53.5%へ上昇し、財務の安定度が高まっている。純資産合計は13,923百万円で前期比893百万円増加。利益剰余金が875百万円増加している。
悪い点
現金及び預金は4,737百万円で前期比1,449百万円減少。流動資産は19,808百万円で前期比1,376百万円減少。固定資産は6,207百万円で前期比117百万円減少。長期借入金は固定負債側で大きく減少している一方、退職給付に係る負債は増加している。
キャッシュ・フロー
良い点
営業活動によるキャッシュ・フローは1,812百万円のプラス(前年同期は1,768百万円の使用)。税金等調整前当期純利益1,614百万円、減価償却費799百万円が収入の柱。投資活動によるキャッシュ・フローは868百万円の使用で、前年の1,079百万円の使用から支出が縮小。期末現金は4,737百万円で着地している。
悪い点
投資活動は有形固定資産取得622百万円、敷金及び保証金差入168百万円、無形固定資産取得100百万円などで資金を使用している。財務活動によるキャッシュ・フローは2,458百万円の使用で、長期借入金返済2,192百万円と配当金支払264百万円が主因。現金及び現金同等物は期末で1,449百万円減少している。
今後の見通し・AI評価
業績予想見通し
良い点
来期は営業利益・経常利益が増益計画で、親会社株主に帰属する当期純利益も1,155百万円(同1.3%増)と小幅増益を見込んでいる。
悪い点
純利益の伸び率は営業利益ほど大きくなく、コスト増や営業外要因の変動で上振れ余地が限定される可能性。
中期計画見通し
良い点
第1次中期経営計画では2027年8月期から2029年8月期を基盤構築期間として位置付け、事業ポートフォリオ再構築やDXによる生産性向上、規律ある資本配分を通じた資本効率向上を掲げている。数値目標として2029年8月期に売上高70,000百万円、営業利益2,300百万円、営業利益率3.3%を目指す計画。
悪い点
中期計画達成には顧客ニーズや購買シーンに応じた提供価値の最適化、組織風土の醸成、コスト上昇圧力の吸収が前提となり、不確実性が伴う。長期では2035年8月期に営業利益率5.0%を目標とするが、段階的な収益性改善の実現度合いに依存する。
AI売買評価
良い点
増収増益で、営業利益・経常利益・純利益がいずれも伸長。国内既存店が堅調で、プロダクトミックス最適化やサプライヤー提案強化で利益率を維持している点が評価材料。自己資本比率が53.5%へ上昇し、財務面の余力も増している。期末配当の増配が示され、株主還元姿勢も確認できる。
悪い点
海外事業が減収で、外部環境(中東情勢、天候・自然災害、物価高)による来店動向のブレが残る。最低賃金引上げによるコスト増が中期の利益率に影響し得る。減損損失の計上があり、資産効率面のリスクもゼロではない。
配当
配当方針
配当方針の詳細記載は当該抜粋範囲では確認できない。配当は期末中心で実施されている。
当期配当
2026年8月期は期末配当として18円50銭(第2四半期末7円50銭、期末11円00銭の合計として記載)。配当金総額は345百万円、配当性向は30.2%、純資産配当率は2.6%。なお、期末配当金は15円50銭から18円50銭へ増配変更が示されている。
次期配当
2027年8月期予想は期末配当18円50銭(第2四半期末7円50銭、期末11円00銭の内訳として記載)。
財務諸表及び主な注記
財務諸表に関する注記事項
良い点
継続企業の前提に関する注記は「該当事項はありません」。会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示は「無」とされている。セグメントは100円ショップの運営及び付随業務の単一セグメントのため、セグメント記載を省略している。
悪い点
期中における連結範囲の重要な変更として、Watts Peru S.A.C.の除外がある。固定資産の減損損失98,067千円が計上されている。持分法による投資損失47,154千円が計上されている。
継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
当連結会計年度における重要な子会社の異動
連結子会社Watts Peru S.A.C.を除外(全株式売却)している。
会計方針の変更
該当するコメントはありません。
株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
自己株式の取得・処分により自己株式が変動している(2026年8月期末の自己株式は94,445千円)。利益剰余金が増加し、純資産が増加している。
会計上の見積りの変更
該当するコメントはありません。
追加情報
重要な後発事象として、自己株式取得の決議が記載されている(取得上限515,800株、取得価額上限400,000千円、取得期間2026年10月13日から2027年2月18日)。
セグメント情報等
100円ショップの運営及びその付随業務の単一セグメントであり、セグメント情報の記載を省略している。
1株当たり情報
1株当たり純資産は1,047円63銭。1株当たり当期純利益は85円98銭。潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため記載なし。
重要な後発事象
自己株式取得の決議(2026年10月9日取締役会)が重要な後発事象として記載されている。
企業結合等関係
該当するコメントはありません。
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