宝ＨＬＤ、今期経常を21％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

　宝ホールディングス <2531> が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比94.6％増の341億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の338億円→410億円(前期は219億円)に21.3％上方修正し、増益率が54.1％増→87.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の119億円→191億円(前年同期は159億円)に60.4％増額し、一転して19.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の29円→35円(前期は21円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.8％増の123億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の14.4％→14.9％に上昇した。

株探ニュース