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Aoba-BBTのニュース
*14:45JST Aoba-BBT Research Memo(5):2024年3月期第2四半期累計の業績は過去最高を更新(2)
■Aoba-BBT<2464>の業績動向
(2) プラットフォームサービス事業
プラットフォームサービス事業の売上高は前年同期比5.6%増の1,927百万円、セグメント利益は同6.9%増の150百万円となった。2023年4月の総生徒数が前年同期比1割増の1,544名になったことで増収となり、利益面でも先行投資の一巡と増収効果により大幅増益となった。
このうちAJISについては、「光が丘キャンパス」の改装による定員数の増加や2022年1月に新設した高校生を対象とした「文京キャンパス」の生徒数増加により、前年同期比109名増の719名と過去最高水準で新年度をスタートした。AJISではIBDPのテスト結果においても、毎年成績が向上し世界平均点を大きく上回る成績を残しており、大学合格実績においても国内外のトップレベル大学への合格者を輩出するなど好成績を収めていることから、今後も着実な生徒数増加が見込まれる。
2023年4月にはIBOから完全オンラインでのIBDPの試験的実施校にアジアで初めて認定された。2024年8月からスタートする新学期に向け、日本を含む東アジア及び東南アジア・オセアニア地域でオンラインコースの生徒募集を開始している。各国ともに現地にIB認定校はあるが、距離的な問題等で現地校への通学が困難な生徒も一定数存在すると考えられ、こうした需要をオンライン校で取り込んでいく。生徒募集については、Web広告やSNS広告等のデジタルプロモーションを展開しながら集客する。2023年末頃までにはある程度の数字を把握できる見通しだ。今回のオンライン校の認定は、コロナ禍において積極的にオンライン授業に取り組み教務ノウハウを蓄積してきたことや、その結果としての学業成績の高さが評価されたものと考えられ、AJISのブランド力のさらなる向上につながる取り組みとして期待される。
一方、バイリンガルプリスクール「AJB」は2023年4月に7校目となる「用賀キャンパス」を開設し、前年同期比を上回る500名超で新学期をスタートした。「用賀キャンパス」に加えて2020年以降に開校した「中野キャンパス」や「下目黒キャンパス」などで生徒数が着実に増加した。総定員数869名に対して充足率は6割強程度だが、2019年以前に開設したキャンパスについては8割以上の充足率となっており、既に収益化している。新規開設の予定は2024年までなく、今後は既存キャンパスの生徒数増加によって収益性も向上する見通しである。バイリンガルプリスクールは、開校からおおむね3年目で定員数を充足させ、収益化を実現するビジネスモデルとなっている。
そのほか、ケンブリッジ大学国際教育機構の全プログラム(初等・中等・高等学校課程)認定校である「MIST」についても、定員数(約200名強)にほぼ達する状況が続いており、安定した利益を生み出している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2) プラットフォームサービス事業
プラットフォームサービス事業の売上高は前年同期比5.6%増の1,927百万円、セグメント利益は同6.9%増の150百万円となった。2023年4月の総生徒数が前年同期比1割増の1,544名になったことで増収となり、利益面でも先行投資の一巡と増収効果により大幅増益となった。
このうちAJISについては、「光が丘キャンパス」の改装による定員数の増加や2022年1月に新設した高校生を対象とした「文京キャンパス」の生徒数増加により、前年同期比109名増の719名と過去最高水準で新年度をスタートした。AJISではIBDPのテスト結果においても、毎年成績が向上し世界平均点を大きく上回る成績を残しており、大学合格実績においても国内外のトップレベル大学への合格者を輩出するなど好成績を収めていることから、今後も着実な生徒数増加が見込まれる。
2023年4月にはIBOから完全オンラインでのIBDPの試験的実施校にアジアで初めて認定された。2024年8月からスタートする新学期に向け、日本を含む東アジア及び東南アジア・オセアニア地域でオンラインコースの生徒募集を開始している。各国ともに現地にIB認定校はあるが、距離的な問題等で現地校への通学が困難な生徒も一定数存在すると考えられ、こうした需要をオンライン校で取り込んでいく。生徒募集については、Web広告やSNS広告等のデジタルプロモーションを展開しながら集客する。2023年末頃までにはある程度の数字を把握できる見通しだ。今回のオンライン校の認定は、コロナ禍において積極的にオンライン授業に取り組み教務ノウハウを蓄積してきたことや、その結果としての学業成績の高さが評価されたものと考えられ、AJISのブランド力のさらなる向上につながる取り組みとして期待される。
一方、バイリンガルプリスクール「AJB」は2023年4月に7校目となる「用賀キャンパス」を開設し、前年同期比を上回る500名超で新学期をスタートした。「用賀キャンパス」に加えて2020年以降に開校した「中野キャンパス」や「下目黒キャンパス」などで生徒数が着実に増加した。総定員数869名に対して充足率は6割強程度だが、2019年以前に開設したキャンパスについては8割以上の充足率となっており、既に収益化している。新規開設の予定は2024年までなく、今後は既存キャンパスの生徒数増加によって収益性も向上する見通しである。バイリンガルプリスクールは、開校からおおむね3年目で定員数を充足させ、収益化を実現するビジネスモデルとなっている。
そのほか、ケンブリッジ大学国際教育機構の全プログラム(初等・中等・高等学校課程)認定校である「MIST」についても、定員数(約200名強)にほぼ達する状況が続いており、安定した利益を生み出している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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