キャリアデザ、今期最終を一転黒字に上方修正・3期ぶり最高益更新へ

　キャリアデザインセンター <2410> が4月30日大引け後(16:00)に決算を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結最終利益は前年同期比42.2％減の1億3700万円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の6億7500万円の赤字→9億円の黒字(前期連結は1億6900万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比49.2％減の9300万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.5％→4.6％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年９月期第２四半期連結累計期間におけるＩＴ派遣事業の業績につきましては、連結子会社であった株式会社キャリアデザインＩＴパートナーズにて、売上高2,655百万円、営業利益201百万円、経常利益207百万円を計上しております。今回、非連結決算に移行することで当該子会社の第２四半期までの業績が除外されたため、2021年３月16日に公表いたしました連結業績予想と比較して、個別業績予想の営業利益、経常利益は減少しております。一方、連結子会社の吸収合併に伴い、特別利益839百万円を計上することで、当期純利益が増加しております。