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注目銘柄ダイジェスト(前場):アインHD、丸一鋼管、トラースOPなど(訂正)

配信元:フィスコ
投稿:2024/12/09 11:53
*11:56JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アインHD、丸一鋼管、トラースOPなど(訂正) カナモト<9678>:3150円(+145円)
大幅続伸。先週末に24年10月期の決算を発表、営業利益は146億円で前期比21.8%増となり、従来予想の141億円をやや上振れ着地。設立60周年記念配当実施により、年間配当金も従来計画75円から80円に引き上げ。25年10月期営業利益は151億円で同3.6%増の見通しとしている。堅調決算に加えて、発行済み株式数の2.54%に当たる90万株、20億円を上限とする自社株買いも発表している。


丸一鋼管<5463>:3479円(+221円)
大幅続伸。発行済み株式数の6.76%に当たる550万株、200億円を上限とする自社株買いの実施を発表している。取得期間は12月9日から25年6月20日まで。資本効率の向上並びに機動的な資本政策の遂行を可能とすることを取得目的としている。一部は立会外取引で実施するもようだが、高水準の自社株買いによる需給インパクトを期待する動きが先行。このタイミングでの自社株買い実施にはサプライズもあるようだ。


日駐<2353>:210円(-15円)
大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は19.6億円で前年同期比16.4%増となっている。主力の駐車場事業が堅調推移のほか、テーマパーク事業が大幅に改善する形に。サプライズは限定的といえ、据え置きの上半期計画37億円、同12.9%増に対しても順調な推移とみられるが、9月の決算発表後に株価は上昇し、今期業績拡大に対する期待感は織り込まれていたため、出尽くし感が先行する状況のようだ。


エターナルG<3193>:3000円(-190円)
大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は7.3億円で前年同期比2.9%減となっている。上半期計画は18.2億円で同9.4%増、通期では40億円で前期比23.2%増であるため、低調なスタートと受けとめられる形のようだ。月次売上高は順調な推移が続いているものの、計画比では下振れ推移の状況とみられる。前期は既存店売上高が21.6%増であったものの、ここ3カ月間は増収率が1ケタ台にとどまっている。


アインHD<9627>:4667円(+353円)
大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は58.7億円で前年同期比32.9%減となり、従来予想の67.7億円を下振れ着地に。第1四半期決算時には66.4億円から67.7億円に小幅ながら上方修正していたため、下振れ決算にネガティブなインパクト。ファーマシー事業の粗利益率が計画比で低下する形に。第1四半期決算時に上方修正した通期予想194億円、前期比5.2%減は据え置いているものの、下振れも意識される状況に。


レナサイエンス<4889>:304円(+13円)
一時大幅高。前週末取引終了後に、25年3月期業績予想を修正している。純損益は0.46億円の黒字予想と、前回予想の0.91億円の赤字予想から黒字予想となった。前期は2.58億円の赤字だった。AMEDの医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)が24年11月に終了したことに伴い、その債務減額(担保としての銀行預金解除)に伴う債務免除益を特別利益に計上することが要因。ただ、営業損益は前回予想の2.57億円の赤字から2.67億円の赤字へと小幅だが下方修正となっており、株価の上値は重い。


yutori<5892>:2195円(+156円)
大幅続伸。前週末取引終了後に、月次売上高を発表している。11月の売上高は前年同月比2.30倍。10月の同2.16倍からさらに伸び率が拡大し、10月に続きグループとして過去最高の単月売上高を記録した。気温の低下に伴って秋冬商品が継続して稼働したことに加え、冬物アウターの動きが加速。アイテムでは、「9090」の90 Logo Rich Puffer Jacketが好調だったとしている。


トラースOP<6696>:416円(+59円)
急騰。前週末取引終了後に第3四半期決算を発表している。累計の営業利益は0.07億円(前年同期は0.75億円の赤字)。上期の0.18億円から黒字に転じた。25年1月期営業利益は0.04億円。10月29日に0.11億円の赤字から上方修正したが、その水準を第3四半期段階で超過する形となった。受注型Product事業でサーバー等の受注が順調に推移すると共に、システム開発案件の受注なども堅調のようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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