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「急成長クラウドサイン、驚異的な潜在成長力とは?(1)」弁護士ドットコム・橘大地部長に聞く!<直撃Q&A>
弁護士ドットコム<6027.T>が展開する日本初のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」が急成長している。リリースから1年間で累計契約締結件数が3.5万件、導入企業は4000社を超え、そのサービスは日本の契約文化を変えるほどの潜在成長力を持つ。「普及はまだ序章段階」と語る同社の橘大地クラウドサイン事業部長に、同事業の将来性について聞いた。
Q1 クラウドサインを昨年10月にリリースしてから1年で急成長しています。ユーザーからの反響はいかがですか?
橘 クラウドサインは、契約書作成から契約締結、保管・管理まで一気通貫で行うことができるWeb完結型の契約サービスです。11月中旬時点で累計締結件数は3.5万件、導入企業数は4000社を突破しました。この伸びは予想以上で、日本においてもクラウド契約が普及する土壌が整備されてきたと感じています。ユーザーからは「契約ってこんなに簡単でいいんだ」と感動したとの評価もいただいており、口コミでユーザー数が急激に増えている状況です。
クラウドサインは、契約の送り側がWeb上でクラウドサインに登録し、当事者間で契約条件について合意した契約書(PDF形式)をアップロードし、押印・署名などの場所を指定した上で相手先のメールアドレスを入力・送信します。契約の受け側は送られてきた契約内容に同意のボタンを押すと契約が完了するというものです。契約の受け側が同意のボタンを押した瞬間に、当社が改ざん不可能な電子署名をしているため、技術的な法的証拠が担保されています。
これまで、契約といえば紙ベースで郵送にかかる時間などで1~2週間はかかっていました。しかし、クラウドサインなら最短1、2分で契約が完了します。契約書はクラウドに永久に残るため紙のような紛失の懸念もなく、証拠力も上がります。導入企業のなかには、会議中に交渉している相手へ機密保持契約(NDA)をクラウドサインで送り、その場でNDAを締結するような例もあるようです。
また、クラウドサインでは、契約書に印紙を貼る必要がありません。紙ベースでは1契約につき4000円の印紙が必要な契約書もあり、この印紙代を浮かせることができます。
Q2 料金体系を教えてください。また具体的にどんな企業が導入していますか?
橘 個人事業主などユーザー1人までは月10件の利用まで無料です。企業の場合は、固定費が月1万円で1件の契約ごとに50円としています。月1000件の契約を取り交わしたとしても固定の1万円と合わせて6万円ですみます。また、社内の基幹システムなどとの連携を可能とするAPI機能も追加し高単価プランとして提供しており、こちらも順調に伸びています。
従業員2~3人の会社から1万人を超える会社まで業種業態や規模を問わず導入の話が来ています。上場企業では、クレディセゾン<8253.T>やクラウドワークス<3900.T>、テンプホールディングス<2181.T>傘下のインテリジェンスといった会社からすでに導入していただいている状況です。世界的な大企業からの引き合いも来ています。いまは普及段階にあり赤字ですが、低単価でより多くのユーザーに使ってもらい、この業界で独占的ポジションを取ろうと考えています。
※「急成長クラウドサイン、驚異的な潜在成長力とは?(2)」へ続く
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
Q1 クラウドサインを昨年10月にリリースしてから1年で急成長しています。ユーザーからの反響はいかがですか?
橘 クラウドサインは、契約書作成から契約締結、保管・管理まで一気通貫で行うことができるWeb完結型の契約サービスです。11月中旬時点で累計締結件数は3.5万件、導入企業数は4000社を突破しました。この伸びは予想以上で、日本においてもクラウド契約が普及する土壌が整備されてきたと感じています。ユーザーからは「契約ってこんなに簡単でいいんだ」と感動したとの評価もいただいており、口コミでユーザー数が急激に増えている状況です。
クラウドサインは、契約の送り側がWeb上でクラウドサインに登録し、当事者間で契約条件について合意した契約書(PDF形式)をアップロードし、押印・署名などの場所を指定した上で相手先のメールアドレスを入力・送信します。契約の受け側は送られてきた契約内容に同意のボタンを押すと契約が完了するというものです。契約の受け側が同意のボタンを押した瞬間に、当社が改ざん不可能な電子署名をしているため、技術的な法的証拠が担保されています。
これまで、契約といえば紙ベースで郵送にかかる時間などで1~2週間はかかっていました。しかし、クラウドサインなら最短1、2分で契約が完了します。契約書はクラウドに永久に残るため紙のような紛失の懸念もなく、証拠力も上がります。導入企業のなかには、会議中に交渉している相手へ機密保持契約(NDA)をクラウドサインで送り、その場でNDAを締結するような例もあるようです。
また、クラウドサインでは、契約書に印紙を貼る必要がありません。紙ベースでは1契約につき4000円の印紙が必要な契約書もあり、この印紙代を浮かせることができます。
Q2 料金体系を教えてください。また具体的にどんな企業が導入していますか?
橘 個人事業主などユーザー1人までは月10件の利用まで無料です。企業の場合は、固定費が月1万円で1件の契約ごとに50円としています。月1000件の契約を取り交わしたとしても固定の1万円と合わせて6万円ですみます。また、社内の基幹システムなどとの連携を可能とするAPI機能も追加し高単価プランとして提供しており、こちらも順調に伸びています。
従業員2~3人の会社から1万人を超える会社まで業種業態や規模を問わず導入の話が来ています。上場企業では、クレディセゾン<8253.T>やクラウドワークス<3900.T>、テンプホールディングス<2181.T>傘下のインテリジェンスといった会社からすでに導入していただいている状況です。世界的な大企業からの引き合いも来ています。いまは普及段階にあり赤字ですが、低単価でより多くのユーザーに使ってもらい、この業界で独占的ポジションを取ろうと考えています。
※「急成長クラウドサイン、驚異的な潜在成長力とは?(2)」へ続く
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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