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日揮ホールディングスのニュース
~国際認証制度に基づく国産SAF供給体制を確立~
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤 雅之、以下「日揮HD」)は、コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」)、株式会社レボインターナショナル(代表取締役CEO 越川 哲也、以下「レボインターナショナル」)と共同で出資するSAFの製造会社、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(代表:秋鹿 正敬、以下「SAFFAIRE SKY ENERGY」)が、このたび持続可能な航空燃料(SAF)の国際的な認証制度であるISCC CORSIA認証を取得したことをお知らせします。SAF製造事業者としてのISCC CORSIA認証取得は日本初※1となり、原料から供給まで国内で完結する純国産SAFの提供体制が国際的な基準で認められたことになります。
ISCC CORSIA認証は、ISCC(International Sustainability and Carbon Certification:国際持続可能性カーボン認証組織)が、事業者・拠点・製品の国際民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム(CORSIA:Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation)への準拠を確認する、国際民間航空機関(ICAO)から承認された認証です。この認証は、第三者機関が、SAF製造工場の実地検査等を含めた厳正な審査を通じて国際的基準への合致を確認するものであり、SAFFAIRE SKY ENERGY が供給するSAFの従来燃料と比較したCO2等の排出削減量、バイオ原材料の適切な利用等が確認されたことになります。
またSAFFAIRE SKY ENERGY は、SAFおよびバイオナフサ製造において、ISCC EU認証を併せて取得しました。ISCC EU認証は、ISCCが、事業者・拠点・製品の欧州連合(EU)の再生可能エネルギー指令(RED II)への準拠を認証するものです。SAFおよびバイオナフサ製造におけるISCC EU認証取得も日本で初めて※1となります。
これらの認証の取得により、SAFFAIRE SKY ENERGYはISCC認証マークの使用が許可され、提供するSAFおよびバイオナフサが再生可能な資源や原材料を使用した持続可能な製品であることをアピールすることができるようになります。
またISCC CORSIA認証およびISCC EU認証は、独立した第三者機関によって、1.原材料生産におけるサステナビリティ、2.サプライチェーンを通じての持続可能な原材料のトレーサビリティ、3.温室効果ガス排出削減量を保証するものです。SAFFAIRE SKY ENERGYがこれら認証を取得したことで、日揮HDが主導してきた、国産資源である廃食用油を用いてSAFおよびバイオナフサを製造して脱炭素化社会を実現するというサプライチェーンの”環境価値”を客観的に証明することにも繋がると考えています。
レボインターナショナルは廃食用油の収集事業者としてISCC CORSIA/ISCC EU認証を、コスモ石油などはSAFの混合および販売をする事業者としてISCC CORSIA/ISCC EU認証を取得済みで、このたびのSAFFAIRE SKY ENERGYの取得により、廃食用油を原料とする国産SAF大規模生産事業に関わる一連の企業が、本認証を取得したこととなります。
SAFFAIRE SKY ENERGYは、ISCCの最新の規定に則り、ISCC CORSIA/ISCC EU認証の要求事項に準拠することを約束し宣言します。
日揮HDは、今後も、脱炭素化ならびに循環型社会の実現を重要なテーマと認識し、持続可能な製品の社会実装に貢献してまいります。
【国内初の国産SAF大規模生産事業について】
日揮HDは、コスモ石油、レボインターナショナルと共同で、国内における廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022年に新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立、国内で発生する廃食用油のみを原料とした年間約3万キロリットルのSAFの供給を目指しています。現在、コスモ石油堺製油所(大阪府堺市)内においてSAF製造装置の建設を進めており、2025年度初頭に供給開始を見込んでいます。なお、本事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択※4を受けた助成事業です。
建設中のSAF製造装置(コスモ石油堺製油所構内)
SAFの原料となる廃食用油受け入れ施設(コスモ石油堺製油所構内)
※1 ISCC公式ウェブサイト「https://www.iscc-system.org/」での当社調べ。
※2 Collecting Pointは、廃棄物や残留物、再生可能な非生物原料を、さらなる加工・取引・流通のために産地から直接回収する拠点。Processing Unitは、投入された材料の物理的または化学的性質を変換する拠点。Traderは、持続可能な材料の取引を行う事業者。Trader/Storageは、前述の取引に加えて、保管を行う事業者。
※3 ISCC PLUS認証とは、食品、飼料、化学物質、プラスチック、包装材、繊維製品、再生可能エネルギー源を使用するプロセスから得られる再生可能原料を対象とした認証スキームである。ISCC PLUS認証は、ISCC EU認証と同じ認証要件をカバーしているが、ISCC PLUSでは、あらゆる種類のバイオマス、廃棄物、残渣、非生物学的再生可能エネルギー、再生炭素原料を認証することができる。
※4 NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤 雅之、以下「日揮HD」)は、コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」)、株式会社レボインターナショナル(代表取締役CEO 越川 哲也、以下「レボインターナショナル」)と共同で出資するSAFの製造会社、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(代表:秋鹿 正敬、以下「SAFFAIRE SKY ENERGY」)が、このたび持続可能な航空燃料(SAF)の国際的な認証制度であるISCC CORSIA認証を取得したことをお知らせします。SAF製造事業者としてのISCC CORSIA認証取得は日本初※1となり、原料から供給まで国内で完結する純国産SAFの提供体制が国際的な基準で認められたことになります。
ISCC CORSIA認証は、ISCC(International Sustainability and Carbon Certification:国際持続可能性カーボン認証組織)が、事業者・拠点・製品の国際民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム(CORSIA:Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation)への準拠を確認する、国際民間航空機関(ICAO)から承認された認証です。この認証は、第三者機関が、SAF製造工場の実地検査等を含めた厳正な審査を通じて国際的基準への合致を確認するものであり、SAFFAIRE SKY ENERGY が供給するSAFの従来燃料と比較したCO2等の排出削減量、バイオ原材料の適切な利用等が確認されたことになります。
またSAFFAIRE SKY ENERGY は、SAFおよびバイオナフサ製造において、ISCC EU認証を併せて取得しました。ISCC EU認証は、ISCCが、事業者・拠点・製品の欧州連合(EU)の再生可能エネルギー指令(RED II)への準拠を認証するものです。SAFおよびバイオナフサ製造におけるISCC EU認証取得も日本で初めて※1となります。
これらの認証の取得により、SAFFAIRE SKY ENERGYはISCC認証マークの使用が許可され、提供するSAFおよびバイオナフサが再生可能な資源や原材料を使用した持続可能な製品であることをアピールすることができるようになります。
またISCC CORSIA認証およびISCC EU認証は、独立した第三者機関によって、1.原材料生産におけるサステナビリティ、2.サプライチェーンを通じての持続可能な原材料のトレーサビリティ、3.温室効果ガス排出削減量を保証するものです。SAFFAIRE SKY ENERGYがこれら認証を取得したことで、日揮HDが主導してきた、国産資源である廃食用油を用いてSAFおよびバイオナフサを製造して脱炭素化社会を実現するというサプライチェーンの”環境価値”を客観的に証明することにも繋がると考えています。
レボインターナショナルは廃食用油の収集事業者としてISCC CORSIA/ISCC EU認証を、コスモ石油などはSAFの混合および販売をする事業者としてISCC CORSIA/ISCC EU認証を取得済みで、このたびのSAFFAIRE SKY ENERGYの取得により、廃食用油を原料とする国産SAF大規模生産事業に関わる一連の企業が、本認証を取得したこととなります。
SAFFAIRE SKY ENERGYは、ISCCの最新の規定に則り、ISCC CORSIA/ISCC EU認証の要求事項に準拠することを約束し宣言します。
日揮HDは、今後も、脱炭素化ならびに循環型社会の実現を重要なテーマと認識し、持続可能な製品の社会実装に貢献してまいります。
【国内初の国産SAF大規模生産事業について】
日揮HDは、コスモ石油、レボインターナショナルと共同で、国内における廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022年に新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立、国内で発生する廃食用油のみを原料とした年間約3万キロリットルのSAFの供給を目指しています。現在、コスモ石油堺製油所(大阪府堺市)内においてSAF製造装置の建設を進めており、2025年度初頭に供給開始を見込んでいます。なお、本事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択※4を受けた助成事業です。
建設中のSAF製造装置(コスモ石油堺製油所構内)
SAFの原料となる廃食用油受け入れ施設(コスモ石油堺製油所構内)
※1 ISCC公式ウェブサイト「https://www.iscc-system.org/」での当社調べ。
※2 Collecting Pointは、廃棄物や残留物、再生可能な非生物原料を、さらなる加工・取引・流通のために産地から直接回収する拠点。Processing Unitは、投入された材料の物理的または化学的性質を変換する拠点。Traderは、持続可能な材料の取引を行う事業者。Trader/Storageは、前述の取引に加えて、保管を行う事業者。
※3 ISCC PLUS認証とは、食品、飼料、化学物質、プラスチック、包装材、繊維製品、再生可能エネルギー源を使用するプロセスから得られる再生可能原料を対象とした認証スキームである。ISCC PLUS認証は、ISCC EU認証と同じ認証要件をカバーしているが、ISCC PLUSでは、あらゆる種類のバイオマス、廃棄物、残渣、非生物学的再生可能エネルギー、再生炭素原料を認証することができる。
※4 NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
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