ヤマダＳＸＬは反落、１４年２月期最終損失９億８２００万円

　ヤマダ・エスバイエルホーム<1919.T>が反落。同社は１０日取引終了後、１４年２月期決算を発表、売上高は４９７億６６００万円（前の期比２４．９％増）、営業損益は６億４７００万円の赤字（前の期実績６億６４００万円の赤字）、最終損益は９億８２００万円の赤字（同７億９２００万円の赤字）となった。
　２月の大雪で着工や、工事進捗の遅れが発生したことや、昨年１１月から続く深刻な職人不足となったことも響いた。また、カナダ産２×４材の現地価格の上昇と円安による為替差損による原材料の高騰、昨年９月に業界内の受注棟数が増えたことに伴う着工が集中し、職人確保のための労務費が想定以上に大きかったことも影響した。さらに、１２年度にスタートしたミニ分譲事業の販売が苦戦し、定期借地権付建物として販売していた土地の評価減や、直近の２年以内に出店した支店などで減損損失を計上した結果、２期連続の最終赤字となった。

ヤマダＳＸＬの株価は１４時２１分現在１１４円（▼２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）