クレアＨＤ、上期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で46％の赤字

　クレアホールディングス <1757> [東証２] が11月13日大引け後(16:10)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益を従来予想の0.4億円の赤字→2.7億円の赤字(前年同期は0.7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前の期末の純資産を46.0％毀損する規模となった。
　なお、通期の最終損益は従来予想の1億円の赤字(前期は10.4億円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　主な理由として、本日開示の「孫会社の異動に関するお知らせ」のとおり、東京都渋谷区のエンターテインメント施設を対象とする不動産リーシング事業を進める株式会社S・U・Eへの当社連結子会社、クレア株式会社による匿名組合出資について、当該匿名組合（不動産リーシングプロジェクト匿名組合）が当社の連結対象となりました。このため、当該匿名組合において不動産リーシングプロジェクトの立ち上げ費用により、営業損失241百万円を計上した影響を受け、当社連結業績の営業利益、経常利益、及び親会社に帰属する四半期純利益が前回予想を下回ることとなりました。　なお、通期の業績予想につきましては、上記不動産リーシングプロジェクト等の新規事業を含め、今後の業績動向を見極める必要があると考えており、現時点では2019年５月15日に公表した予想を据え置いておりますが、今後、修正が必要と判断した場合にはすみやかに開示いたします。※本資料に記載されている業績等の予想数値につきましては、本資料発表日現在の状況から合理的であると判断した一定の前提のもと作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。