北弘電社、今期最終を一転赤字に下方修正

　北弘電社 <1734> [札証] が8月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の最終損益(非連結)は11.8億円の赤字(前年同期は16.3億円の赤字)に赤字幅が縮小した。6月末時点で9.6億円の債務超過に陥った。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の0.6億円の黒字→8.8億円の赤字(前期は27.8億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の0.2億円の黒字→11.1億円の赤字(前年同期は23.2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　また、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-59.1％→-39.8％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和５年３月期第２四半期（累計）個別及び通期個別業績予想につきましては、当社ビジネス統括本部内線統括部の太陽光発電所建設工事に関する案件について、土木工事の費用の増加が発生したこと等により、前回予想値の利益に対し大幅に減少する見込みです。