南ア鉱山会社の賃金交渉を控えて騰勢が強まる。
世界全体の白金ETF残高も昨年末の202万9592オンスから4/18現在249万5615オンス(+22.9%増)に急増、ここ1ヶ月で約26万オンスも伸びており、投機筋の買いが活発になっています。世界生産量の70%を占める最大生産国南アも国営電力会社エスコムが破綻寸前で、白金の生産も滞りがちだ。白金の掘削や精製は、膨大な電力に依存するので増産できない。エスコムは多額の使途不明金があり、約3兆5000億規模の巨額の債務を抱え、設備修復に手間取り、停電が頻発して経済に暗い影を落としています。5月8日に南ア総選挙があるが、汚職や低成長に失望した国民の与党ANC離れが進んでいます。ロイター調査によると南アの今年の成長率を1.3%に前月から0.1%引き下げました。総選挙結果次第では国内が混乱する可能性が大きく、選挙後は鉱山会社の賃金交渉を控えている事をなどから、安易に売り込める状況ではない。NY白金も4/16の880ドルで押目完了、900ドルを回復。強基調が続きそうだ。
白金鉱山会社の賃金交渉、総選挙を控えて白金関連は買い。
白金鉱山会社の賃金交渉、総選挙を控えて白金関連は買い。