Ｋ＆Ｏエナジ、今期経常を一転1％増益に上方修正

　Ｋ＆Ｏエナジーグループ <1663> が8月8日大引け後(15:40)に決算を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比16.8％増の28.8億円に伸び、従来の10.9％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の28.5億円→33億円(前期は32.5億円)に15.8％上方修正し、一転して1.4％増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の30.4億円→25億円(前期は22.3億円)に18.0％下方修正し、増益率が36.2％増→11.7％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比47.0％減の4.1億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比39.8％増の8.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.2％→5.1％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2019年12月期第２四半期連結累計期間の業績につきまして、発電用途でのガス販売量が減少したことなどにより売上高が予想数値を下回ったものの、家庭向けのガス販売量の増加や一部費用の第３四半期以降への繰り越しなどにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきまして、予想数値を上回りました。　以上の理由により、業績予想と実績との間に上記のとおり差異が生じました。※ 2019年12月期第２四半期連結累計期間の業績の詳細につきましては、本日公表の「2019年12月期　第２四半期決算短信」をご参照下さい。※ 2019年12月期通期業績予想につきましては、2019年７月25日に公表した業績予想を修正しております。詳細につきましては、本日公表の「2019年12月期　第２四半期決算短信」をご参照下さい。