三井松島ＨＤ、今期経常を14％上方修正、配当も20円増額

　三井松島ホールディングス <1518> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.9％減の222億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の220億円→250億円(前期は359億円)に13.6％上方修正し、減益率が38.8％減→30.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の46.7億円→76.7億円(前年同期は234億円)に64.2％増額し、減益率が80.1％減→67.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→100円(前期は320円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比63.3％減の49億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の55.7％→26.0％に急低下した。

株探ニュース