個人投資家の買いでドル円反発・・・・・

ミセス・ワタナベ本領発揮？・・・・

　人民元切り下げの影響で、世界的に株式市場が動揺し、昨日のドル円は125円台前半から123円台後半まで急落する動きを見せました。

　一方、個人投資家さんのポジション状況は、125円台では利益確定売りや新規の戻り売りが優勢の展開となり、一昨日のNY引け時点での弊社お客様の買い比率は50%程度まで低下していました。

　しかし、昨日、124円丁度付近や、124円割れのレベルまでドルが売られると、ショートカバーに加えて、ドルの押し目買いが殺到。お客様買い比率は約75%に増加しました。

　つまり、逆張りに長けた、ミセス・ワタナベの本領発揮とも云える投資行動が、突然の中国政府の政策変更をも巧く収益チャンスに結び付けていた事となりました。

　今夜は、米小売売上高に市場の注目が集まり、強い数字となれば、再び125円台を目指す動きとなりそうです。しかし、上値が重いと見れば、再び、個人投資家による利益確定売りや戻り売りが上値を抑える事になりそうです。