ギリシャ問題は時間が掛る見込みで・・・・・
週末にギリシャ国民投票が債権者側の緊縮策に「ノー」と付き付けるというサプライズが起こりました。この為、昨日、ユーロが急落してスタートし、日本から順に、欧州、米国と株式市場の下落も連鎖。リスクオフ的な動きが強まっていました。
しかし、日本株は大幅安となったものの、欧州株の下げ幅は予想された程には大きくならず、米国株の下げ幅は限定的。外国為替市場でも、前週の月曜日と同様、急落してスタートしたユーロが対ドル、対円で、次第に下げ幅を縮小する動きとなりました。
そして、本日は、日本株も前日の下げが行き過ぎとの見方から大幅反発。既に、リスクオフの局面は終了し、次第にリスクオンの局面へと市場全体が移行し始めた様に思われます。この為、本日のドル円は、122円台後半で比較的堅調な展開を続けています。
又、欧州時間に入り、ユーロが下値を探る展開を強めています。これは、ギリシャ支援問題が仕切り直しになるものの、議論の進展には暫く時間が掛ると見て、ファンド筋等が、短期的に、新たなユーロ・キャリー・トレード・ポジションを積み上げ始めた事によるものと思われます。この場合は、ドルが全般的に堅調な動きとなるはずですから、ドル円も堅調な推移が続くものと思われ、海外時間には欧米株反発等を材料に、123円の大台回復を試す動きが見られそうです。
しかし、日本株は大幅安となったものの、欧州株の下げ幅は予想された程には大きくならず、米国株の下げ幅は限定的。外国為替市場でも、前週の月曜日と同様、急落してスタートしたユーロが対ドル、対円で、次第に下げ幅を縮小する動きとなりました。
そして、本日は、日本株も前日の下げが行き過ぎとの見方から大幅反発。既に、リスクオフの局面は終了し、次第にリスクオンの局面へと市場全体が移行し始めた様に思われます。この為、本日のドル円は、122円台後半で比較的堅調な展開を続けています。
又、欧州時間に入り、ユーロが下値を探る展開を強めています。これは、ギリシャ支援問題が仕切り直しになるものの、議論の進展には暫く時間が掛ると見て、ファンド筋等が、短期的に、新たなユーロ・キャリー・トレード・ポジションを積み上げ始めた事によるものと思われます。この場合は、ドルが全般的に堅調な動きとなるはずですから、ドル円も堅調な推移が続くものと思われ、海外時間には欧米株反発等を材料に、123円の大台回復を試す動きが見られそうです。