京王ズが続急落、15年3月期最終損益の赤字転落を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/20 12:47
 京王ズホールディングス<3731.T>が続急落し、12時40分現在で東証マザーズ市場の値下がり率トップとなっている。19日の取引終了後に発表した15年3月期連結決算が、売上高206億5600万円、営業利益2億6600万円、最終損益12億2400万円の赤字となり、最終損益が赤字に転落したことが嫌気されている。決算期変更に伴う17カ月決算のため前の期との比較はないが、主力の移動体通信事業で総販売台数は堅調に推移したものの、平均粗利単価が低下したことで利益が減少。また、繰延税金資産の取り崩しや、前役員の不適切取引事件についての損失引当、のれんの減損損失の計上などで最終損益は大幅赤字となった。
 16年3月期業績は、売上高80億円、営業利益2億円、純利益1億円(前期12億2400万円の赤字)を見込んでいる。
 なお、同社株は5月29日付で上場廃止となる予定。

京王ズの株価は12時41分現在293円(▼43円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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