エネルギー価格の底打ちは影響するか?
3月FOMC声明文では、「4月FOMCでFF金利目標誘導レンジを引き上げる可能性は引き続き低い」とわざわざ指摘していました。この為、今回のFOMCは「無風」との見方が強い様です。
しかし、同声明文では、「労働市場の更なる改善を確認し、中期的にインフレ率が2%の目標に向かって戻ると合理的な自信が持てた時に、FF金利の目標誘導レンジを引き上げることが適切になると予測する」とも書かれていました。
この文言を検証すると、確かに3月雇用統計の非農業部門雇用者数が12.6万人増と予想を大幅に下回った事で、雇用サイドの条件は満たされていない事になります。
一方、原油価格が底打ちしている可能性があり、又、3月のコアCPIが+1.8%となっていた事を勘案すると、インフレ目標に関しては、多少、「合理的自信」を強めている可能性があり、その場合は、声明文が「タカ派的」と見られ、ドル円を押し上げるかもしれません。
しかし、同声明文では、「労働市場の更なる改善を確認し、中期的にインフレ率が2%の目標に向かって戻ると合理的な自信が持てた時に、FF金利の目標誘導レンジを引き上げることが適切になると予測する」とも書かれていました。
この文言を検証すると、確かに3月雇用統計の非農業部門雇用者数が12.6万人増と予想を大幅に下回った事で、雇用サイドの条件は満たされていない事になります。
一方、原油価格が底打ちしている可能性があり、又、3月のコアCPIが+1.8%となっていた事を勘案すると、インフレ目標に関しては、多少、「合理的自信」を強めている可能性があり、その場合は、声明文が「タカ派的」と見られ、ドル円を押し上げるかもしれません。