ベスト電が続落、１６年２月期営業利益３割増予想も反応限定的

　ベスト電器<8175.T>が続落。１５日の取引終了後に１６年２月期業績予想を発表しており、売上高１７５５億円（前期比０．２％増）、営業利益９億円（同３０．１％増）、純利益１９億円（同１６．１％増）と大幅増益を見込んでいるが、これに対する反応は限定的だ。前期に引き続き九州エリアを中心に既存店舗の改装などを実施し活性化を図り、競争力の向上と収益力の拡大を図るとしているが、ここ数年業績予想の下方修正が続いていることも、警戒されているようだ。
　なお、１５年２月期決算は、売上高１７５１億１４００万円（前の期比１．０％増）、営業利益６億９１００万円（同４５．３％減）、純利益１６億３６００万円（同１．０％増）だった。

ベスト電の株価は１０時１２分現在１４４円（▼４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）