ドル円は押し目買い狙いで・・・・

ユーロドルの上昇に連れ安となればチャンス・・・・

ドル円は115円台半ばまで急伸後、実需の売りや利益確定の売りで急反落に転じました。しかし、1円50銭程度も値下がりして、114円丁度を窺うレベルまで下げると、流石に個人投資家さんの押し目買いが優勢になった感じです。

一方、ドル円が値下がりした事がトリガーとなって、ドルを売る動きが他通貨に対しても強まっており、一部でささやかれている海外ファンドの利益確定の動きもあるのかもしれません。昨日は、ドル円の上昇以上に、豪ドル/ドルの下落が目立っていましたが、今日はその豪ドルも反発に転じていました。

短期的には高値掴みの買いポジションが残っている為、暫くは上値の重い展開となるのは仕方の無い処でしょうし、今夜、ドラギ・ＥＣＢが市場の予想通り、新たな政策を打ち出さずに、ユーロが更に買い戻される事になれば、再び、ドル売りの流れが強まるかもしれません。

それでも、明日は米雇用統計が控えていますので、強めの数字を予想する向きは何とか、ドル円の買いポジションを作りたいと思っているはずですから、もし、再び、対ユーロでのドル売りがドル円に波及すれば、押し目買いを考えても良いのではないかと思います。