マクニカは後場上げ幅を拡大、統合比率にサヤ寄せ、9月中間期2ケタ営業増益も好材料視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/27 13:51
 マクニカ<7631.T>は後場に入り上げ幅を拡大してきた。午後1時ごろに、5月に発表した富士エレクトロニクス<9883.T>との経営統合に関して、来年4月1日の予定で共同株式移転による両社の完全親会社マクニカ・富士エレ ホールディングスを設立すると発表。あわせて株式移転比率について、マクニカ株式1株に対して共同持ち株株式2.5株を、富士エレク株式1株に対して共同持ち株会社株式1株をそれぞれ割り当て交付すると発表しており、ここから算出された株価(前引け段階で3338円)にサヤ寄せする動きとなっている。
 また、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算で、売上高1376億2000万円(前年同期比10.5%増)、営業利益46億1800万円(同10.9%増)、純利益27億7800万円(同25.8%減)と2ケタ営業増益となったことも好材料視されれている。通信インフラ向けや車載市場向けが好調に推移し業績を牽引した。
 なお、15年3月期通期業績予想は売上高2700億円(前期比5.5%増)、営業利益98億円(同15.9%増)、純利益60億6000万円(同5.1%減)の従来予想を据え置いている。

マクニカの株価は13時48分現在3220円(△155円)
富士エレクの株価は13時48分現在1296円(▼20円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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