アジュバンの１５年３月期業績は一転減益に、不正流通先サロンとの取引解除など響く

　アジュバンコスメジャパン<4929.T>が２４日、１５年３月期業績予想の下方修正を発表した。売上高は５１億８４００万円から４５億８０００万円（前期比０．２％増）に見直したほか、営業利益は１１億２９００万円から７億６００万円（同２９．５％減）、純利益は６億４０００万円から３億３２００万円（同４１．９％減）に減額した。従来の増益予想から一転減益となる。第１四半期から取り組んでいるインターネット不正流通先サロンとの取引解除による影響が出ているほか、消費増税に伴う駆け込み需要の反動や、一部商品の品切れ対応での営業部員のアジュバン製品正規取り扱い（ＡＣＳ）サロンに対するフォローが十分でなかったことなどが影響している。
　なお、年２４円の配当予想は据え置いている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）