【買い】日本製鋼所：勝率57%の買いシグナル、悪材料・年初来安値更新があるものの...

【要旨】

21日の急下落はやや過剰。悪材料はありますが、ロスカットを設置した上で買いを出すのも「アリ」だと見ています。統計的には買いが強い状況ですから、短期的な上昇を期待して攻めましょう。

【株式会社日本製鋼所とは？】

機械工業。合成樹脂成形機などのシェア世界レベル。防衛関連機器も展開。

【最近のトピック】

10月20日、風力発電機の不具合に関連し、160億円程度の特別損失を計上する見通しと発表。対象となる風力発電所は108基にのぼります。

【どんな値動きをしているの？】

上述した発表を受け、21日に株価は大幅に下落。前日比は-25円（-6.54%）となっており、年初来安値の更新となりました。

【ここがポイント！】

(1) 大きな下落
10月21日は大きな調整となり急激に株価が下落。これはやや過剰な勢いで、統計的にも買いに優勢の状況です。

【まとめ】

以上の理由より、ここは短期的な上昇を期待して「買い」で攻めましょう。

【留意点】

統計的には優位ですが、続落となる可能性もございます。ロスカットは必ず設置しておきましょう。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。

【統計解析の結果の概要】

利用した戦略：225銘柄逆張り買い
検証期間：2000年1月4日～2014年10月21日
取引回数：18087回
対象市場：225銘柄
売買手法：寄成買い→引成売り
勝率：57%
勝ちトレード平均利益：+2.6%
負けトレード平均損失：-2.5%
平均損益率：+0.4%