「政策(国策)に売りなし」は相場の鉄則!?
もうすぐ一年の折り返し地点が近付く中、改めて現在のマーケット・テーマに焦点を当ててみると、そのテーマの主流となっているのが・・・中央銀行による金融政策の方向性。
我が国でも、昨年の黒田東彦日銀総裁の登場によって一躍脚光を浴びた感のある中央銀行による金融政策ですが、世界の金融政策の方向性を見てみると、凡そ二手に分かれつつあると考えてよさそうです。
具体的に分類してみると、金融引き締め策を進める(またはその方向性が予想される)NZや英国・米国に対して、金融緩和策を進める(またはその方向性が予想される)EUや日本という分け方ができます。教科書的には、金融引き締め策を行う国・地域の通貨は上がりやすく、その逆は下がりやすいという、非常にシンプルなロジックが存在することは広く知られている通りです。
「政策(国策)に売りなし」という格言がありますが、その骨子は「国(ここでは中央銀行)の進める政策には逆らうな」と捉えるべき。一隻の船の進行は、多分に海流や気流に左右されるのと同様、トレードについても大きな流れには逆らうべきではないと考えますが、いかがでしょうか?
我が国でも、昨年の黒田東彦日銀総裁の登場によって一躍脚光を浴びた感のある中央銀行による金融政策ですが、世界の金融政策の方向性を見てみると、凡そ二手に分かれつつあると考えてよさそうです。
具体的に分類してみると、金融引き締め策を進める(またはその方向性が予想される)NZや英国・米国に対して、金融緩和策を進める(またはその方向性が予想される)EUや日本という分け方ができます。教科書的には、金融引き締め策を行う国・地域の通貨は上がりやすく、その逆は下がりやすいという、非常にシンプルなロジックが存在することは広く知られている通りです。
「政策(国策)に売りなし」という格言がありますが、その骨子は「国(ここでは中央銀行)の進める政策には逆らうな」と捉えるべき。一隻の船の進行は、多分に海流や気流に左右されるのと同様、トレードについても大きな流れには逆らうべきではないと考えますが、いかがでしょうか?